カジノ合法化案 上院特別委が4月23日に初会合 180日以内に結果発表
タクシン元首相の次女、ペートンタン首相が党首を務めるタイ貢献党を中核とする連立政権が推進しようとしているカジノ合法化だが、上院では反対派が大勢を占めるとも報じられている。その上院で設置された、カジノを含む複合娯楽施設解決案を吟味するための特別委員会が、4月23日に初会合を開く予定という。
特別委はソラチャート上院議員の提言に伴い設置されたものというが、委員数は当初の35人から、1人が離脱して34人に減少。初会合では、委員の役割や検討の進め方、委員の補充について話し合い、決定することになっている。特別委は180日間で検討の結果を出す予定。
また、貢献党のソラウォン幹事長はこのほど、マスコミに対し、カジノを含む複合娯楽施設を開設するという政府の計画について、ことさらカジノ合法化だけに焦点を当てて報道しないよう改めて要請した。