タイ・カンボジア 今年7月にサケオ県で合同閣僚会議 国際犯罪対策など協議
チラユ政府報道官は4月29日、タイとカンボジアは今年7月にタイ東部サケオ県で小規模な合同閣僚会議を開催し、ここで2国を舞台にした国際犯罪をどのように取り締まってゆくかを協議する予定と報告した。
このほか、コールセンターに代表される特殊詐欺、PM2.5に起因する大気汚染問題、違法薬物の運搬や密売、人身取引といった問題の対策についても意見が交換される。
合同閣僚会議は、先ごろペートンタン首相がカンボジアを公式訪問したことに伴い実現することになったもの。特殊詐欺に関しては、中国人が牛耳る犯罪組織がカンボジアでコールセンターを開設しており、少なからぬタイ人が騙され荷担させられていたケースが報告されている。