賭博合法化問題 上院特別委が国民投票実施を提言 6月5日に特別委
中核与党・タイ貢献党が推進しようとしている、カジノを含む複合娯楽施設開設を実現するという法案を検証するために設置された上院特別委員会は5月15日に開いた会合で、同案に基づいて法律が制定された場合、憲法違反となる恐れがあると警告するとともに、複合娯楽施設開設の是非を問う国民投票を実施するよう提言した。
同案について特別委は同会合に出席して政府のスタンスを説明するようペートンタン首相に求めていたが、首相は公務でベトナムを訪問中で不在だったため、この役割はチュラパン副財務相に任せられた。だが、同副財務相も首相に同行してベトナムを訪問することになったため、首相が6月5日に特別委に説明を行うべくスケジュールが変更された。