プームタム国防相が法務省特別捜査局所管に前向き姿勢 近く首相が正式発表
中核与党・タイ貢献党の重鎮であるプームタム副首相兼国防相はこのほど、法務省特別捜査局(DSI)をタウィー法相に代わって一時的に所管する用意があると述べた。
法相は先ごろ、昨年半ばに実施された上院議員選挙の違反疑惑をDSIに捜査させたことを問題視する訴えが出されたことから、司法が最終的な判断を下すまで一時的にDSIを所管する任から外れるよう憲法裁判所に命じられた。
DSIは委員会が特別ケースと認定した事案のみを捜査しているが、プームタム国防相はこの委員会の委員長を務めている。国防相によれば、ペートンタン首相が数日中にタウィー法相の代わりに誰にDSIを所管させるのかを発表する見通しという。