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タイ国防相 軍事クーデターの可能性排除せず 過去のトラウマ消えず

タイは何度となく軍部がクーデターによって、選挙で選ばれた政権を打倒した過去があるが、直近の軍事クーデターからちょうど10年となる5月22日、中核与党・タイ貢献党幹部のプームタム副首相兼国防相は、記者の質問に対し、将来的にタイで軍事クーデターが起きる可能性を否定せず、また、すべての国民に対し歴史から学び、民主主義体制をさらに強化してゆく必要があると呼びかけた。

近年の軍事クーデターは、軍部が政治的混乱収拾のためタクシン派政権を倒して全権を掌握するものとなっており、タクシン派である現政権もクーデターによる政権転覆の可能性を完全に払しょくすることはできないようだ。プームタム大臣は、「今となっては、将来的にクーデターが起きるとは考えにくい。だが、その可能性をすべて否定することはできない」と述べている。

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