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タイ国防相が力説「戦争は最後の手段」 タイ・カンボジア国境で短時間交戦

タイとカンボジアの国境地帯には両国が領有権を主張するエリアが存在し、これを巡って以前から時折武力衝突が起きているが、つい最近も両軍が短時間だが交戦状態となっている。

タイの中核与党・タイ貢献党の重鎮であるプームタム副首相兼国防相は6月3日、国境紛争を平和的手段で解決できない場合は、最後の手段として武力行使すなわち戦争に踏み切らざるを得ないと述べるとともに、タイとしてはあくまでも平和的手段で解決を図る方針であると強調した。

数日前に起きた国境地帯での武力衝突に伴い、カンボジア側は国際司法裁判所(ICJ)を通じて解決を図る動きを見せているが、タイ側はタイ・カンボジア合同国境委員会(JBC)での話し合いを通じて解決を図ろうとしている。プームタム国防相は、「可能な限り武力行使を避けることが重要」と力説している。

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