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タイ・カンボジア国境紛争 恒久的解決のための国会審議を複数の上院議員が要求

イとカンボジアの間には長年にわたって国境問題が存在し、これが原因で国境地帯では両国軍による軍事衝突が何度か起きており、最近ではカンボジア軍の兵士1人が死亡する事態となっている。

これを受けてモンコン上院議長を含む上院議員数十人がこのほど連名で政府に対しカンボジアとの国境紛争を恒久的に解決すべく国会で特別審議を行うよう申し入れた。モンコン議長によれば、議会で特別審議を行って国境紛争の解決策について協議することでタイがこの問題を無視・放置しておらず、解決に前向きであることを内外に示すことができるという。

また、カンボジアとの国境紛争に関連して、ペートンタン首相の実父タクシン元首相がカンボジアのフン・マネット首相の父フン・セン前首相と昵懇の仲であることが取りざたされているが、モンコン議長は、「直接的な関係はない。タイ人なら誰もが国を愛し、国益を守ろうとする」と述べ、特別審議の要求はタクシン氏への配慮などではないと説明した。

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