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カンボジア国境地帯での電力供給停止とネット遮断は犯罪対策 タイ政府が説明

タイとカンボジアの間で国境紛争に関する折衝が行われているが、タイ外務省のニコンデート報道官はこのほど、タイ・カンボジア国境における電力供給の停止とインターネット遮断は人身売買やサイバー犯罪などへの対策であり、カンボジア側に圧力をかけて折衝をタイ側に有利に進めようとした政治的なものではないと説明した。

これは、カンボジアの外務省が先に電力供給停止やネット遮断でも国境紛争の交渉においてカンボジア側が態度を変えることはないと表明したことを受けたもの。 また、タイはカンボジアとの国境紛争を国際司法裁判所(ICJ)を通じて解決することに一貫して否定的立場をとっているが、プームタム副首相兼国防相はこのほど、タイの方針に変化はないものの、タイはカンボジアがICJの介入を求める権利を否定してはいないと改めて確認した。

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