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政権党VS与党第2党 内務省管轄めぐり不穏な空気が 幹部議員が批難合戦

与党第2党・タイ威信党を巡っては、最近「内閣改造で政権から追い出される」といった見方も出ているが、同党党首のアヌティン副首相兼内相は先ごろ、「我が党が内務省管轄から外された場合、政権を離れて野党となる用意がある」と発言。これに返す形で中核与党・タイ貢献党のアヌソン議員(比例代表)が、「政権に不満のある与党は、政権からの離脱と野党陣営への参入を検討すべき」と発言した。

このコメントに対し、威信党のパンピー議員は、「このようなことを言う権限がアヌソン議員にあるのか。内閣改造は首相の専権事項」と批判するとともに、「国民は景気や日々の生活のことを心配しており、誰が閣外に去り、入閣するかについて気をもんだりしていない」と述べ、政治家は政争よりも国民ことを考えるべきだと強調した。

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