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元タイ外相「カンボジア政府が国境紛争を利用している」 常套手段と指摘

タイとカンボジアの国境紛争がエスカレートしていることについて、タイのスラキアット元外相はこのほど、「カンボジア政府が自国民の目を同政権の問題から逸らすために国境紛争を利用し、タイの政治的弱点を突こうとしている」との見方を示した。

現在国立チュラロンコン大学理事長を務めるスラキアット氏によれば、カンボジアはこれまでに何度となく国内で問題が起きると、この問題に国民の注目が集まるのを避けるべく、タイとの国境紛争を炎上させるという手口を用いてきたという。

今回も短時間の銃撃戦という軍事衝突に伴い2国間の国境紛争が再燃する兆しを見せているが、これを利用してカンボジア政府が経済問題や選挙に絡む問題などから国民の目を逸らそうとしている可能性があるとのことだ。

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