タクシン元首相の入院服役問題 市民団体が警察に医師処分を要請
タクシン元首相が警察病院に入院する形で禁錮刑に服すのが認められたことに対し、市民団体「タイ改革学生・市民ネットワーク」がこのほど、警察病院の医師2人を懲戒・刑事処分にするよう警察庁長官に対し文書で要請した。
これらの医師については、医療関係の監督機関であるタイ医療評議会(MCT)が先に医師免許停止の処分を決めている。タクシン氏の入院には「詐病」や「違法な特別扱い」を疑う声が上がっており、病状を示す情報の開示請求が出ているものの、個人情報保護の下、今のところタクシン氏の診療記録は公表されていない。