世論調査 「首相に相応しいのは最大野党・人民党党首」 タイ貢献党の人気激減
タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)はこのほど、「最大野党・人民党の支持率が最も高く、同党党首が最も首相に相応しい」との世論調査結果を発表した。調査は6月19~25日にかけて実施され、全国の2000人が回答した。
「現時点で誰が首相に相応しいか」との質問では、31.48%が「ナタポン人民党党首」、19.88%が「首相適任者なし」、12.72%が「プラユット元首相」、9.64%が「アヌティン・タイ威信党党首」、9.20%が「ペートンタン現首相」と回答。現在枢密顧問官を務めるプラユット氏は、これまでのNIDAの世論調査では、首相候補に名前は挙がっていなかった。 「どの政党を支持するか」との質問では、46.08%が「人民党」、13.24%が「(プラユット氏が所属する)タイ団結立国党(UTN)」、11.52%が「タイ貢献党」、9.76%が「タイ威信党」と回答。タイ貢献党の人気激減が目立っている。