カンボジア国境の地雷は最近埋設されたもの タイ陸軍司令官が指摘 報復検討も
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タイ東北部ウドンタニ県のタイ・カンボジア国境地帯の係争地で7月16日にパトロール中のタイ兵が対人地雷の爆発で左足首から先を吹き飛ばれた事件について、タイ陸軍のパナー司令官は19日、地雷が最近埋設されたものだと確認されたこと、タイ側がカンボジアへの報復措置を検討していることなどを明らかにした。
爆発した対人地雷については、タイではカンボジアが最近埋設したことを示唆する報道がされており、証拠もいくつか示されている。ただ、カンボジア当局はこれを否定する。 今回地雷が爆発したエリアでは、約40センチ間隔で埋設された対人地雷3個、約90センチ間隔で埋設された対人地雷5個が見つかっており、いずれも木の葉で覆われており、最近埋設された可能性が高い。
