国境埋設の地雷爆発でタイ兵負傷 カンボジア非難へ抗議文提出へ
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タイ東北部ウボンラチャタニ県のタイ・カンボジア国境付近で、最近埋設されたとみられる対人地雷が爆発し、タイ兵3人のうち1人が左足首から先を吹き飛ばされ、2人が胸部の痛みを訴えた。さらに、現場周辺ではカンボジアが埋設したと見られる複数の対人地雷が発見されたことを受け、タイ当局はカンボジアを非難する抗議文を、対人地雷禁止を定めたオタワ条約の関連機関に提出する方針を固めた。
タイ陸軍の広報担当ウィンタイ少将は7月21日、爆発現場近くでパトロール中のタイ軍が20日に新たに2個の地雷を発見したと明かした。これらの地雷もカンボジア側によって埋設された可能性が高いとみられており、タイ政府はASEANおよび国際社会に対し、カンボジア非難の動きに加わるよう呼びかけている。
