カンボジア人捕虜18人 停戦違反続けば解放せず
広告
タイ陸軍広報担当のウィンタイ少将は8月11日、タイが身柄を拘束中のカンボジア兵捕虜18人について、カンボジア政府が停戦合意に違反し、対人地雷の使用を続ける限り解放しない方針を示した。国境地帯では停戦発効後を含め3度にわたり対人地雷が爆発し、タイ兵計11人が重軽傷を負っている。タイ側は、一部の地雷は停戦合意後にカンボジア軍が埋設した可能性があるとみている。
カンボジアからは捕虜解放の要請が繰り返されているが、タイ軍は「カンボジアはタイへの攻撃停止に真摯な姿勢を示していない」として解放を拒否。今後も停戦遵守の動きが見られない限り、捕虜の引き渡しは困難としている
