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タイ軍幹部がカンボジアに不信感示す 交戦再発を警告

タイ陸軍第2管区のブンシン司令官はこのほど、報道陣に対し「カンボジアは信用できない。国境で再び交戦が起きる可能性は五分五分と考えている」と述べた。

タイ兵がカンボジア軍によるものとみられる対人地雷で重傷を負う事例が続いており、タイ側は従来からカンボジアの不誠実さを非難してきた。司令官は「カンボジアには信頼できることがなにひとつない。タイ軍は和平交渉にも交戦にも対応する準備がある」と強調した。

また、プームタム副首相兼内相が「司令官からカンボジアは信用できないとの忠告を受けた」と述べた件について問われると、「確かにプームタム氏とはよく話をし、カンボジアに関して忠告したことがある」と認めた。

さらに、同司令官は今年9月末に定年退官を迎えることから後任人事にも関心が集まったが、「その件は上層部が決めること」として発言を控えた。

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