プームタム首相代行が麻薬根絶方針を宣言 国家的最優先課題と強調
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首相代行のプームタム副首相兼内相は8月20日、北部チェンマイ県の軍施設で政府の新麻薬対策「No Drugs, No Dealers: Toward Zero Drugs Thailand(麻薬無し、密売人無し、タイから麻薬一掃に向けて)」を宣言。麻薬対策は国家的優先課題であると強調し、政府の根絶方針に変化がないことを再確認した。
この席で軍当局は、昨年10月1日から本年8月18日までに覚醒剤2億2200万錠、クリスタルメタンフェタミン1万1462キロ、ケタミン1842キロ、ヘロイン約200キロ、アヘン155キロを押収したと報告。さらに、麻薬事件は2万2467件に上り、容疑者2万人以上を逮捕、うち984件で容疑者を送検したと明らかにした。
