新未来党党首に当選取り消しの危機 プラユット首相は関与否定
軍政に敵対するタクシン派・タイ貢献党の陣営に属するとされる新未来党のタナトン党首が立候補欠格事由に該当するとして訴えられ、立候補も当選も無効となる可能性が出てきたが、プラユット首相は4月24日、現政権の後ろ盾である国家平和秩序評議会(NCPO)は関与していないと明言し、NCPOが黒幕との見方を否定した。
プラユット首相によれば、訴えは憲法に基づいたものであり、プラユット首相が議長を務めるNCPOには口出しする権限がないという。
タナトン党首が訴えられたことについては、タイ貢献党による連立政権樹立を阻止するための現政権側の陰謀との指摘も出ている。