中央選管 タクシン派陣営に不利な比例代表議席配分方法を採用か
央選挙管理委員会は比例代表議席確定方法で憲法規定と下院選挙法規定のどちらか一方を選ばざるを得ない状況に追い込まれているが、関係筋によれば、タイ貢献党を中核とする陣営、すなわち軍政に敵対する陣営に不利な方法を採用する見通しだ。
下院議員選挙法に準拠した方法を採用した場合、獲得票数の少ない政党も議席を得ることになるが、これにはタクシン派・タイ貢献党が以前から強く反対している。というのもこの方法ではタイ貢献党の陣営に属する新未来党が最も影響を受け、議席を非公式発表の約87から80前後に減らすことになるためだ。
今回の総選挙は、選挙区350議席、比例代表150議席となっている。