獲得閣僚ポストを増やすべく民主、威信2党がタッグ結成か
総選挙に伴い誕生する新政権は複数の政党で構成される連立政権となる見通しであるものの、どの政党を中核とする陣営が連立政権を樹立するかはまだ不透明な状態だ。
このなか、関係筋によれば、どの陣営につくか態度を明らかにしていない民主党とタイ威信党の2党が獲得閣僚ポストを可能な限り増やそうとタッグを組むことになったと明らかにした。
下院(定数500)において民主党は52議席、タイ威信党は51議席を確保しており、合計議席数は103にのぼる。同筋によれば、「これら2党がどの陣営につくかはどれだけ多くの閣僚ポストが提供されるかにかかっている。その折衝において民主、威信の2党が別個に対応するより協力して折衝に当たった方が交渉を有利に進め、閣僚ポストを多く獲得することが可能になると考えた」とのことだ。