新未来党の広報担当者に不敬の疑い 警察当局が情報収集か
新未来党の広報を担当するパンニカ議員(女性)に不敬行為の疑いが浮上し、警察当局が6月10日、情報収集などに動き出したようだ。
新未来党はタクシン派のタイ貢献党とともに反軍部とみられており、今回の警察の動きについては「政治的なもの」との見方も出ている。
ただ、警察庁技術犯罪制圧課(TCSD)のピヤ課長によれば、同議員は2010年に撮影された自身と友人の写真をネット上に投稿したが、この写真が王室に対し極めて不適切なものと考えられるとのことだ。
なお、ピヤ課長は、今回の警察の対応について「政治的なものではない」と力説。政治的に敵対する新未来党であるが故に同党にダメージを与えようとしたものとの見方を全面的に否定した。