新政権の弱みは閣僚のイメージ 問われるプラユット首相の指導力
新政権の閣僚はまだ正式には就任していないものの、その顔ぶれがすでに新聞などで報じられている。このなか、タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)社会環境開発スクールのピチャイ校長が、閣僚就任予定者の中にはバックグラウンドを問題視されている者もおり、新政権も現政権同様、閣僚のイメージ問題に悩まされる恐れがあるとの見方を示した。
また、同校長によれば、とりわけ激しい競争を勝ち抜いて閣僚に選ばれた者は汚職に手を染める恐れがあり、プラユット首相が手綱を引き締めていないと政権が不安定になる可能性があるとのことだ。