政策綱領の審議がスタート 首相「議会システムに慣れていない」
議会では7月25日、新政権の政策綱領に関する審議が開始された。綱領を説明するプラユット首相に対し、野党議員からは厳しい批判が浴びせられて論戦がヒートアップ。下院議長が双方にルールの順守を呼びかける一場面もあった。
プラユット首相は2014年5月の軍事クーデターから5年あまりにわたり軍主導の暫定政権の首相を務めてきたが、議会における政策綱領の審議に臨むのは今回が初めて。このため、プラユット首相は、審議中に「議会システムには慣れていない。今後学ばなければならないことがたくさんあり、時間がたてばよくなっていくだろう」とも発言した。