宣誓式での「言葉足らず」問題 野党が非公開審議に反発
国王陛下のご臨席のもとに先に執り行われた新閣僚の宣誓式においてプラユット首相が述べた宣誓の文言が不完全だったとして野党陣営が責任を追及する構えを崩していない問題で、最大野党・タイ貢献党のソムポン党首は8月31日、政府部内から「この件に関する下院審議が非公開とされる可能性がある」との意見が出ていることに強く反発した。
同党首によれば、宣誓式での首相の失態について国民が事実関係を知りたがっているため、審議を非公開とする選択肢はあり得ないという。
ただ、「下院で議員の過半数が非公開審議に賛成したらどうする」との質問に対し同党首は、「野党は従う。抗議して退場することもない」と返答した。