新閣僚宣誓式での「言葉足らず」問題 憲法裁が「権限なし」と判断拒否
7月に国王陛下ご臨席のもとに執り行われた新閣僚の宣誓式においてプラユット首相の宣誓の文言が不完全だったことについて、野党が憲法違反だとして首相の責任を追及する構えを見せている問題で、憲法裁判所は9月11日、不完全な宣誓に関し判断を下すよう求めたオンブズマンの請求を「憲法裁にその権限はない」との理由で却下した。
憲法裁はまた、国王陛下が宣誓式にあとに職務を十全に遂行するよう新閣僚を激励されたと説明しており、新閣僚が問題なく宣誓式を経て閣僚に正式就任したと同裁判所が考えていることを伺わせた。