政界入りが噂される陸軍トップ 首相就任の可能性を否定
アピラット陸軍司令官は10月21日、「私は公務員であり上院議員でもある。首相に就任することは憲法で禁止されている」と強調した。これは、「次期首相はアピラット陸軍司令官」との声が一部で出ていることを受けてのもの。プラウィット副首相も先日、「私は知らないが、そうなら(司令官が首相になるなら)いいことだ」と述べていた。
ただ、アピラット司令官は、今後の政界入りについて、きっぱりとその可能性を否定している。
なお、関係筋によれば、同司令官が先に安全保障などに関連して政治的とも受け取れる発言をしていたことから、「首相を目指しているのではないか」といった憶測が出ているという。