国民国家の力党の主要派閥が内閣改造に向け動きを活発化
連立政権を率いる国民国家の力党の主要派閥「サームミット」が2月5日、所属議員約40人を集めて話し合いを行ったが、関係筋によれば、バンコクのホテルで昼食会という形で行われたこの会合は近く行われる不信任案審議のあとに予想される内閣改造で同派閥の閣僚がポストを失うことがないよう牽制することが狙いだったという。
ここにはウッタマ財務相、ソムサク法相、スリヤ工業相などが出席。ソムキット副首相(経済担当)も顔を見せたとのことだ。
同党では総選挙後に派閥間で閣僚ポスト争奪戦があったが、ここに来て「党内では次の内閣改造でサームミット派の閣僚ポストの一部が他の派閥に割り振られる」との見方も出ているという。