プラユット首相の過去1年 「評価する」がかろうじて過半数
タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)はこのほど、昨年3月の総選挙後、新政権の首相に就任したプラユット氏の過去1年間の働きぶりについて「51.5%が評価している」との世論調査結果を発表した。
2014年5月の軍事クーデターに伴い誕生した軍事暫定政権で首相を務めてきた同氏は、昨年3月に行われた民政復帰のための総選挙を経て、同年6月に新政権の首相に就任。今月でちょうど1年となる。
タイ全国の18歳以上1250人が回答した今回の世論調査では、プラユット首相の過去1年の働きぶりについて51・5%が「評価する」と回答したが、その内訳は、約16%が「高く評価」、約35.6%が「おおむね評価」となっている。