ムエタイをオリンピック競技種目に 階級制導入・トレーナー育成など検討
国家ソフトパワー戦略委員会の委員長を務める政権党・タイ貢献党のペートンターン党首はこのほど、国際的な知名度・人気をさらに高めることでタイ式キックボクシング(ムエタイ)を将来的にオリンピック競技種目にしたいとの抱負を述べた。
そのために具体的には、テコンドーのベルト・ランキングシステムのような階級制度を導入したり、プロのムエタイ・トレーナーを多く育成したり、あらゆるレベルでムエタイの試合を増やしたりすることが必要とのことだ。
国家ソフトパワー戦略委員会のスポーツ小委員会の委員長を務めるピモン首相顧問によれば、政府はムエタイの普及促進に並々ならぬ力を入れているとのこと。その一環としてバンコク都内の複数の学校にトレーナーを派遣してムエタイを授業科目として教えることが計画されており、1月29日にはこの件についてバンコク都庁側と覚え書きが交わされる予定という。