改憲に対するプラユット首相の姿勢を連立与党が評価
最大野党・タイ貢献党が改憲案を議会に提出する方針を明らかにしたのを受け、プラユット首相も政府が独自の改憲案を提出する予定であると発表。この方針について与党・民主党のニピット副党首は8月5日、「憲法改正は政府の主要方針のひとつであり、首相は改憲に誠実であると思う」と述べた。
下院では改憲を検討する超党派の委員会が設置されており、ニピット副党首も委員の1人だが、プラユット首相は49人からなる同委員会の意見に耳を傾ける姿勢を示しているという。
なお、首相によれば、政府は改憲に関する国民の意見を聞くため9月に全国で公開討論会を開催する予定のほか、改憲を要求している反政府派の学生活動家などと討論会で意見を交わすことも考えているとのことだ。