政府は独自の改憲案提出を見送り 与党各党の意見をまとめ政府案に
野党が8月17日に改憲動議を下院議長に提出したが、ラチャダ政府副報道官によれば、政府として独自の改憲案を提出することは考えおらず、改憲については与党各党の判断に委ねることにしたという。
関係筋によれば、改憲に関して政府が具体的な行動を起こした場合、波紋を広げる恐れがあることから、政府はこの先しばらくは状況を静観することにしたようだ。
改憲についてプラユット首相は8月18日、「どのような憲法改正の動きにも反対するつもりはない。下院委員会の検討結果に基づき与党が自党内で論議すればよい。その後、与党の意見をまとめて政府案とする」と述べた。