反政府集会参加者は2万人程度か 治安当局は静観「今回は扇動のプロがいない」
9月19日に国立タマサート大学の敷地内で反政府集会が行われる予定だが、政府関係筋によれば、治安当局は集会参加者が多くても2万人程度にとどまり、暴力的な事件にも発展しないと考えているという。
過去にタクシン派政権に反タクシン派が抗議し、これにタクシン派が対抗するなどして政治的混乱が拡大したことがあるものの、同筋は「扇動のプロがいないと反政府集会が大きな反政府活動に拡大したり、流血の事態を招いたりすることはない。19日の集会の主催者たちはそのような類いの者たちではないので、大事になることはないと治安当局は予想している」としている。