新財務相の任命は10月の見通し プラユット首相が打診中を示唆
内閣改造で財務相に起用されたプリーディー元カシコン銀行社長が先に就任から1か月足らずで辞任したことから後任に関心が集まっているが、プラユット首相は9月17日、「要請を受け入れてもらえるかどうかにもよるが、来月(10月)には新しい財務相を任命するつもりだ」と述べた。
また、「マスコミが財務相候補として報じた人々に就任を打診したのか」との質問に対し、プラユット首相は、「財務相候補について私は何も言っていない。どこで聞いてきた話なのか?」と逆に質問した。
なお、プリーディー氏の財務相辞任については、政府側は「健康上の理由」と説明しているが、「人事を巡る副財務相との対立が原因」との見方が支配的だ。