首相 報道自由尊重と報道内容チェックを同時に指示
プラユット首相は10月20日、関係当局に対し地上波やインターネットを通じた報道の内容が非常事態宣言に違反していないかを速やかにチェックし、問題があれば直ちに必要な措置を執るよう指示した。
一方、刑事裁判所は同日、タクシン派系TV局「VoiceTV」のオンラインコンテンツに問題があるとして閲覧ルートの閉鎖を命じたが、これに対し首相は、「関係当局には報道の自由を尊重し、今回の決定を見直すよう伝えた。しかし、虚偽の情報やニュースを拡散し国民の不安を煽っている場合は即座に法的措置を執るよう指示した」と説明している。