和解委員会 反政府勢力が参加拒否を表明 首相辞任を継続要求
関係者すべての代表からなる和解委員会を設置して政治対立の解消を目指すことが提案されているが、反政府勢力メンバーらが11月4日、バンコクのサナムルアン(王宮前広場)で、「和解委員会設置はプラユット首相の延命を目的とした策略であり、我々は委員会に参加しない」と表明するとともに、今後もプラユット首相の辞任、憲法の改正、王室改革を引き続き求めていくことを再確認した。
反政府勢力は、政治対立の解消において最大の障害となっているのがプラユット首相の存在であり、和解委員会を設置することは政府による時間稼ぎ戦略と糾弾している。