「米大統領交代でタイは民主主義と人権擁護がより求められる」
米国の大統領選挙はトランプ大統領が訴訟を起こし最終的な決着がまだついていないが、大半のメディアがバイデン候補が大統領に就任する可能性が高いと報道。このなか、大統領交代がタイに与える影響について、シーナカリンウィロート大学で政治学を教えるプラピー准教授はこのほど、「バイデン大統領のもとでタイは民主主義と人権をこれまで以上にしっかり擁護することが求められる」との見方を示した。
タイで米国研究協会副会長を務める同氏によれば、米国と中国の貿易戦争は内容が多少変化ことが予想されるものの、今後も継続するだろうと指摘。また、トランプ大統領は「米国第一主義」を掲げているが、バイデン氏が大統領になれば、米国製品を買わせようとするキャンペーンが展開される見通しとのことだ。