最大与党が解散総選挙に向けて新党設立か
新党「ルアムタイ・サンチャート」が設立されたことについて、一部で「最大与党・国民国家の力党が解散総選挙に備えて新党を設けた」との見方が出ているが、プラユット首相はこの件について「何も知らない」と述べた。
関係筋によれば、現在議会で審議されている政府の国民投票法案が否決された場合、その責任をとる形で首相が解散総選挙に踏み切り、また、国民国家の力党が与党側の当選者を増やそうと選挙でルアムタイ・サンチャート党と共闘することを検討している可能性もあるという。
ただ、ワンチャイ上院議員によれば、国民投票法案は政府が提出したものだが、すでに議会で内容が一部修正されており、最終的に否決されたとしても、政府に責任はなく、解散総選挙を考える必要もないとのことだ。