タイ国際航空への公的資金投入を首相が否定
会社更生手続き中のタイ国際航空(THAI)に対して政府が財務省を通じて500億バーツを投入し、再び国営企業とすることを計画しているとの情報があるが、プラユット首相はこのほど、そのような計画は存在しないと明言した。首相によれば、THAIは現在、会社更生の手続が執られているところであり、現時点で政府が財政的支援を提供することはないという。
また、THAIは昨年、財務省が株保有率を50%以下に引き下げたことから国営企業ではなくなったが、関係筋によれば、アーコム財務相やスパタナポン副首相が財務省の株保有率を増やしてTHAIを再び国営企業とすることに前向きな姿勢を示しているとのことだ。