タイ領内に着弾 軍がミャンマーに抗議へ
タイ・ミャンマー国境を管轄するタイ陸軍第3管区のアピチェート司令官は5月20日、ミャンマー軍の砲撃でタイ領内に砲弾3発が着弾したことから、タイ・ミャンマー国境委員会を通じてミャンマー側に文書で抗議する方針であることを明らかにした。
20日午後、北部メホンソン県メーサリエン郡メーユアン地区バンタータファンに砲弾が到達。現場は人家などはなく、負傷者も報告されていない。砲撃に対しタイ軍がすぐに警告のため発煙弾をミャンマー側に撃ち込んだところ、ミャンマー側からの砲撃は止まったという。
関係筋によれば、ミャンマー軍が敵対する少数武装勢力がタイ領内に逃げ込んだと判断してタイ側に砲撃したものと考えられるという。