建設作業員の移動を監視せよ 内務省が全国の知事に指示
新型コロナ対策の制限措置強化でバンコク首都圏や最南部の県では集団感染が多く報告されている建設現場を30日間にわたって封鎖し、作業員が外部に出ることを禁止することになったが、内務省は6月28日、作業員が封鎖された建設現場から抜け出して制限措置強化の対象外の県の建設現場に移動する可能性があるとして、全国の県知事に対し、作業員の移動による感染拡大を防ぐべく作業員の動向に目を光らすよう指示を出した。
アヌポン内相は、「建設現場とそこにある作業員宿舎は感染リスクが高い。作業員の移動を制限することが感染者の増加と病床の不足を防ぐのに欠かせない」としている。