プラユット首相が潜水艦購入に待った コロナ対策を重視
国防省のコンチープ報道官は7月18日、国防相を兼務するプラユット首相がこのほど、225億バーツで中国から潜水艦2隻を購入する計画を一時的に凍結するよう指示したことを明らかにした。国民の利益のために今は国家予算を潜水艦購入より新型コロナ対策に注入する必要があるとの判断に基づいたものという。
同報道官は、「国防省は新型コロナの感染拡大が下火になる兆しがないと判断。これを受けてプラユット首相が海軍に対し、潜水艦購入を延期し、事情を説明するために中国側と話し合いを持つよう伝えた」と説明している。