野党側がワクチン絡みで保健省疾病管理局長更迭を要求
最大野党・タイ貢献党幹部のユタポン議員は7月20日、英アストラゼネカ社との間で交わされた新型コロナワクチン購入に関する契約の内容が明らかにされていないのは問題であり、その責任は保健省疾病管理局のオパート局長にあるとして同局長の更迭をアヌティン保健相に要求した。
同議員はさらに、中国シノバック製ワクチンはとりわけ新型コロナウイルスのデルタ株(インド由来)にあまり効かないとされているにもかかわらず、疾病対策局が同ワクチンを購入し続けているとして、その理由を説明するよう政府に求めた。