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地方医師協会 中国製コロナ検査キット購入決めた保健当局を糾弾

政府製薬公社(GPO)が「品質に問題あり」との地方医師協会の指摘で一度は中国製の新型コロナ抗原検査キット850万個購入を延期したものの、すぐに「品質は基準を満たし、業者を選ぶ入札の透明性にも問題はない」との理由で同キットの購入を勧めると決定。これに対し、地方医師協会は8月14日、GPO、食品医薬品局(FDA)、ラチャウィティ病院、保健省の責任を追及する姿勢を示した。

同キットは米国で検査精度が低いとの理由で5月28日に当局が回収を指示している。RDSでは、抗原検査キットは検査結果が出るまでに時間のかかるPCR検査とは違って迅速に感染の有無を確認して適切な治療を開始することを可能にするもので、コロナ禍を克服するための非常に重要なツール。だが、その検査キットの精度が低ければ深刻な問題が引き起こされると糾弾している。

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