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新型コロナ検査キット 反汚職団体が中国製の品質に懸念示す

保健当局が先に購入を決めた中国製の新型コロナ抗原検査キット850万個の品質を地方医師協会が問題視していることについて、汚職問題などに取り組んでいる民間団体であるタイ反腐敗協会(ACT)はこのほど、検査キットの品質などに懸念を示した。ただ購入を決定する過程における不正を裏付ける証拠は存在しないとの見方も示している。

検査結果が出るまでに時間のかかるPCR検査はウイルスを特徴づける遺伝子配列を調べるが、短時間で結果が判明する抗原検査はウイルスを特徴づけるタンパク質を調べる。ともに検査時点での感染の有無を判断する検査となっている。

これに対して、抗体検査は過去にウイルスに感染していたかを調べる検査で、ワクチンを接種して抗体ができた場合も結果は陽性となる。

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