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反政府デモ参加者が撃たれ重傷 タイ警察は実弾使用を否定

8月16日夜にバンコク都ディンデン区で反政府デモが行われた際、デモに参加していた若者がディンデン警察署前で頭部を撃たれ重傷を負ったことについて、首都圏警察は17日、警官隊がデモ隊に向けて撃ったのはゴム弾であり、実弾ではないと説明し、警官の撃った実弾で負傷したとの見方を否定した。

若者が運び込まれたラチャウィティ病院が17日に発表したところによれば、頭部を負傷して救急車で搬送されてきた若者の頭部から弾丸が見つかったという。ネット上には「警察が実弾を使い、負傷者が出た」とする動画が投稿されているものの、警察によれば、撃たれたとされる場所で検証を行ったが、実弾使用を裏付けるものは見つかっていないとのことだ。

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