王族の車列妨害した活動家2人 保釈認められず勾留延長
王族の乗られた車列への妨害行為や治安妨害の疑いで2月13日に逮捕された活動家の男女2人について、刑事裁判所は14日、さらに12日間の勾留を認めたものの、保釈の請求に関しては却下した。
警察によれば、反王制グループ「タルワン(王宮に穴を開けろ)」に所属するターンタワン容疑者(22、女)とナタノン容疑者(23、男)は4日、車に乗ってバンコクの高速道路を移動中に国王陛下の妹君、シリントーン王女殿下の乗られた車列に対し、運転席のナタノン容疑者が警笛を鳴らしたうえ、警備車両を追い越そうとしたもので、これを警備陣が阻止しようとした際、助手席のターンタワン容疑者が警備の警察官と激しく口論した。
容疑者2人の保釈は代理人弁護士が2人はタイに永住しており、国外逃亡の恐れがないとの理由で裁判所に請求したもの。