最大与党の党首顧問が明言「首相になりたいとは思わない」
連立政権の要である国民国家の力党(PPRP)では党首の顧問を務めるピラパン氏を同党の首相候補に擁立する動きがあり、これに党内から反対意見が出ていると報じられたが、同氏はこのほど、「首相の座に就くといった政治的野望は抱いていないと明言した。
PPRPはすでに次期総選挙でプラユット首相を首相候補とすると表明しているが、「憲法の規定でプラユット氏の首相続投は不可」との指摘もあり、同党が万が一に備えてピラパン氏も首相候補に擁立するとの見方も出ている。
同氏は、「PPRP党首のプラウィット副首相を助けてPPRPを強化するために顧問になっただけ。(首相ポストなどの)役職にはこだわっていない」としている。