入国制限の緩和で懸念される近隣国からの密入国増加
タイ政府は11月1日から新型コロナ対策の入国制限を緩和することにしているが、これに伴い近隣国から就労のためタイに密入国する者が増加すると予想されることから、軍当局などが対策を協議している。
タイはカンボジア、ラオス、ミャンマーなどと陸続きで、国境線が非常に長いことから治安当局も警備しきれず、近隣国からの不法入国が絶えないのが現状。特に、ミャンマーは新型コロナ対策が十分ではなく感染者が多いため、ミャンマーからの出稼ぎ労働者が感染源とされる規模の大きな集団感染がタイ国内で複数起きている。