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野党・民主党がチャルムチャイ党首代行を党首に選出 アピシット元首相は離党表明

タイで最も長い歴史を持つ政党である野党・民主党は12月9日、チャルムチャイ党首代行を正式に党首に選出した。今回の党首選びでは、同党の重鎮であるチュワン元党首(元首相)の推挙で党首経験者のアピシット元首相も候補として名が挙げられたものの、アピシット氏は首相選を辞退し、離党すると表明。これに伴い、チャルムチャイ党首代行がすんなり党首に選ばれることになった。

また、昨年、国民国家の力党から民主党に移籍した30歳代の若い女性であるワタンヤ氏が党首選に加わる意向を示し注目を集めていたものの、党在籍期間が5年以上という党首選参加条件の廃止に党内で十分な賛同を得ることができず、首相選に参加できなかった。

なお、アピシット氏の離党については、「民主党内に野党から鞍替えして現政権に加わろうとする動きがあることが関係している」といった見方も出ている。

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