下院委員会 バンコク都市鉄道の事業権延長に難色
バンコクの都市鉄道グリーンラインの事業権延長案をめぐり、これに反対する与党第2党・タイ威信党の閣僚が閣議での同案採決をボイコットしたことで政権の結束が揺らいでいるとの見方が出ているが、下院運輸委員会は2月19日、「事業権を30年間付与するとする延長案を内閣は承認すべきではない」との判断を示した。
同案は22日の閣議で取り上げられる見通しであるが、下院運輸委員会委員長は、「延長案が閣議で承認されて問題が生じた場合は法律に基づき内閣が責任を負う必要がある」としている。